勝利の女神様のあしあと

「人生は舞台」、私たちは次の舞台へ。

「劇場版 少女☆歌劇レヴュースタァライト」オーケストラコンサートが最高だった話。

2/6、ついに待ちに待ったこの日がやってきた。

劇場版スタァライトのオーケストラコンサート。
舞台ではなくこういったライブ形式?のイベントとしては2019年11月に開催された3rdスタァライブ以来、実に2年3ヶ月振りである。
全舞台創造科(ファンの総称)が待ち望んでいたといっても過言ではないスタァライト九九組のイベント。
残念ながら今回は石動双葉役の生田輝さんがコロナ陽性ということで欠席という形になり9人揃っての登壇は叶わなかったけれど、それでも心は9人だと感じられた素晴らしいイベントだった。

あまりにも感情が収まらないので記憶の限りレポートを綴っていこうと思う。

ちなみに私は両部共に一般席スタンドでの参加。
スタンド席の後方ブロック寄りだったので、ステージを見る時ずっと横を向く感じになって首が痛かった。でも昼と夜で逆サイドのスタンドだったから両方の首を平等に伸ばせていいね!(よかない)

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✦再生賛美曲 

まず8人がずらりと並んで舞台に立った姿で泣いた。


イントロが流れて曲が分かった瞬間にも泣いた。し、まさか初っ端から歌唱するなんて思ってなかったので「え、最初からクライマックス!?」と気持ちがついていかなかった。(この時はまだその後もまさか全部歌唱するとは夢にも思わなかったのだった)

いや~やっぱり頭おかしいほど喉からCD音源以上。歌がうますぎる。
あと生演奏の圧が凄い。
オケコンなのでサイリウムを振ろうかどうか躊躇した。(昼の部はアリーナの最前列の方くらいしか最初振ってなかった。)
多分みんな同じ理由でサイリウム出すの迷ってるんだろうな~という空気を感じた。舞台創造科は空気が読める奥ゆかしいオタクなので。
私は空気の読めない傲慢なオタクなので途中からええい!とサイリウムを取り出してめっちゃ振った。

てか衣装がブロマイドでも着てた衣装のアレンジ版だったんだけど、めちゃくちゃ良い…!
それぞれ自分のキャラカラーのモコモコしたスカーフ?みたいなもの付けてるんだけど、伊藤さんの衣装には自分の色のスカーフと恐らく生田さんの衣装に付けるはずだったであろう紫色のスカーフが一緒に付けられてて、それが凄くこう…良かったです…。

✦color temperature 

ここから劇場版のサントラ・レヴュー曲が映画の時系列通りに演奏される。
始まりのトマトバァァァン!が思ったよりバァァァン!じゃなくて私の鼓膜が命拾いした。

そしてこの曲でとんでもないことに気付かされる。

「え、もしかしてこの演奏、映像とタイミング合わせてる…?」

そう、後ろのスクリーンには曲が流れるシーンの劇場版の映像が編集無しでそっくりそのまま流されていて、ちゃんと劇場版で流れていたタイミング通りに演奏されているのである。
オーケストラの生演奏でフィルムスコアリングをやってのけるとは正気かよスタァライト!?
と思ったけど、「まぁスタァライトならやるか」に落ち着いた。
こんなとこで説得力のあるスタァライトって恐ろしいコンテンツだな!

✦ki-ringtrain 

キラめき超特急が入りまーす!オタクの皆さんは白線の内側に入って死をお待ちくださーい!

舞台創造科はみな死を覚悟した顔してた。観客の背筋ピーン!ってなってたもん。
赤く点滅しながら横にスライドしていくライトがきれー。(脳死)

✦𝑤𝑖(𝑙)𝑑-𝑠𝑐𝑟𝑒𝑒𝑛 𝗯𝗮𝗿𝗼𝗾𝘂𝗲 

はい来ましたー!約束された死のお時間でーす!!


生演奏の音圧エグッ…重低音で腹パンされて口から昼食に食べたトマト出るかと思った。マエストロの指揮も激しく唸っててバチクソにカッコよかった。
照明もエッグい!めちゃめちゃ不穏な感じに激しく踊り出すライト、ヤバい。心臓がバクバク鳴ってた。
イントロの時、会場にいた人全員足踏みしてたでしょ。私はした。

昼の部の私は完璧に公式の"一部歌唱"の触れ込みを信じ込んでいて、「この曲を生オーケストラのオケで聴けるなんて最高かよ!」と思っていた…が!
イントロが終わろうとする頃に袖の方からステージに入ってくる人影が。
え、え、もえぴ!?
その瞬間パニックになってモノマネ番組のご本人登場した時みたいな顔になってたと思う。そして…

う、歌ったあああああああ!もえぴが歌ったあああああああ!!

テンション爆上がりで思わずサイリウムをまた光らせる。黄色にしてブンブン。
生のオーケストラに負けないくらい声量がエグい。歌うっっま…。

『ラーララー♪ララーラーララー♪』のとこで"無邪気な少女"のように笑顔で体を左右に揺らしながら歌ってるのが逆に怖い。
『生きる 生きない ~』の部分をちゃんと全部ニュアンス変えて歌ってたのマジでモンスターじゃん…ってなった。
舞台少女だけじゃなくて舞台創造科も皆殺しにされた。

✦約束タワー (オーケストラアレンジver.) 

最初全然何の曲か分からなくて一瞬「あれ?こんな劇伴、映画にあったっけ?」ってなってたんだけど、スクリーン映像が劇場版ではなくアニメのかれひかシーン集みたいになってて、「そうじゃん!これ約束タワーじゃん!うわあああ!!!」ってなった。(遅い)

私は約束タワーが一番好きって2ndライブで初披露された時から言い続けてるから(ちなみに一番好きな曲は他にもいっぱいある)、まさかの贅沢新アレンジにテンション爆上がりした。
これが歌入りでなくオーケストラの演奏だけでじっくり聴けるなんて…

好き。

✦舞台少女心得 (オーケストラアレンジver.) 

ここで再び九九組が登場!
まさかこの曲も歌ってくれるの!?神!!?

幕間みたいなちょっとしっとりした曲調の舞台少女心得を三森さんが一緒に歌ってることにエモさ増し増しだった。『この大空~』の三森さんの声の伸び、心地良すぎる…ここがエデンの果てか…。
昼の部で相羽さん・伊藤さん・富田さんの歌うパートで富田さんだけ歌っててあとの2人は歌い忘れてたというプチハプニングもあったな。
他の2人が忘れてるから合ってるはずの富田さんも「あれ?」みたいな感じで不安気に歌ってたから一瞬歌声が途切れそうになるという珍しいハプニングだった。笑

まさかのアレンジになったため、恐怖の野菜キリン七変化シーンで流れる『世界は私たちの…』がカットされてしまったのがちょっと残念。
あの曲精神が不安定になって好きなんですよね…。(それ大丈夫そ?)

トークパート✽ 

昼の部で小山さんが本日出演出来なかった生田輝さんのことに触れて、「実は今日私たちみんな衣装に紫を付けてます!まだ輝ちゃんには秘密なんだけどね~♪」って話をしてくれて九九組の絆に泣いた。そして瞬時に会場を紫のペンライトに染める舞台創造科…好き。

あとスタリラ(アプリゲーム)の新キャラ、「狩りのレヴュー 大場なな」のCA(必殺技)を映像付きで紹介してたけど、純那ちゃんがあまりにも無残にグサグサ刺されてたから、「大丈夫アレ!?生きてる!?」ってなってたの面白すぎた。(アレ多分生きてない)

《 「九九組の絆を確かめろ!」 のコーナー 》
 (お題に対して連想する物を答えて、全員で回答を合わせるやつ) 


★昼の部★
【オーケストラの楽器といえば?】で岩田さんがチューブラーベル!」って答えてくれたの、3年前のオケコンに参加してた身としては覚えててくれたんだ!って思って嬉しかった。他の人はすっかり忘れてて「のど自慢のあいつ」に戻ってたけど。笑

【3文字の野菜は?】で会場がみんな一斉にサイリウムを赤色や緑色にし始めて、九九組が「みんながペンライトでヒントをくれてる!笑」ってなってたの面白過ぎた。笑 (もちろん私もやった)

★夜の部★
【休日に行きたいところは?】で回答が一致してエアハイタッチするみももよが可愛すぎました。(回答は「温泉」でした。ちなみにその後のもえぴも同じだった)

【3文字の動物は?】でまたしても会場が一斉にペンライト黄色にして「キリン」と答えさせようとヒントを出したのにその前に「もえぴが好きなやつとかね!」という話題が出たせいで小泉さんだけが混乱して一人だけ「カエル」って答えたの笑いました。笑
もえぴ「私(の黄色)かと思ったじゃん!どっちか分かんないじゃん、それー!」

サービス問題を外したのでおまけでもう一問お題。【3文字の果物は?】
またしても会場が黄色に。
わざとらしく「えー果物っていっぱいあるから難しいよー(棒読み)」と茶番を展開する九九組、愛しい。(無事に「ばなな」で一致した)

✦わがままハイウェイ 

ドヤ顔愛城分かり手メガネくんマウントの曲(違う)を挟んで、再度レヴュー曲。
昼の部ではまだ公式の「一部歌唱」に揺らがされてて、「wsbはソロ曲だから特別に歌ったのかもしれないけど、流石にここからのレヴュー曲はどうなんだ?双葉おらんし…」とソワソワしながらサイリウム握りしめてた。

そして袖の方から人影が…き、き、キタ――――!!!

伊藤彩沙さんが登場した瞬間、「あれもしかしなくてもこれ全部歌う気じゃね?一部歌唱とは??」と嬉しい悲鳴で脳が爆発した。
そして流れてくる生田さんの歌声と共に歌い出す伊藤さん。色気やっば!ここがセクシー本堂か…。
1人だけど敢えて真ん中には立たず、下手側の方で歌い、時折上手側の方を向いたり手を伸ばしたりして歌う伊藤さんの視線の先に確かに生田さんと双葉が見えたよ…。
あと生「ハァン…」マジで良すぎた。
一気に血流がシャンパンタワーになったよね(?)
間奏で踊るように体をくねらせる伊藤さんセクシー本堂すぎたよ……年齢制限しなくて大丈夫そ??

ティーポップなオーケストラ演奏、まぁじで最高すぎ!!音が踊ってた!照明がデコトラみたいにギラギラしてて眩しかった!最高!!
あと香子と双葉が落ちていく時に照明がピンクになってパァッて花が舞うように散ったように見えたんだけど何あの謎技術!?すごかった…。

✦MEDAL SUZDAL PANIC◎○● 

推しキタ――――!!!  (※筆者はひかり推し)

前半の80年代アイドル歌謡曲みたいなノリほんと好き。二人とも歌うっま!!
結構息継ぎキツそうな曲なのに難なく歌いこなせてるの本当に凄い。

そしてひかりの上掛けが落とされた後に訪れる無音タイム…。
劇場版の台詞抜きの映像に合わせて演奏も進行しているため、CD音源には無い謎の空白の時間が生まれる。約5000人がこんな無言で見つめている異様な空間を切り裂くように、岩田さんがアカペラで歌い出すの、誇張なしに鳥肌が立った。
しかも『あなたが×∞』の所もちゃんと全部歌った後に息継ぎ無しにその次のフレーズまで歌い切っちゃうの、本当に凄かった…!肺活量どうなってるん!?

その後もエレベーターに乗るシーンで結構長めの無音タイムがあるし、ひかりがMr.ホワイトの上に落ちて懺悔するシーンでもまた無音タイムになる。他のレヴュー曲では歌わない部分ではちょくちょく舞台袖に捌けて行ってたけど、この曲では捌ける程のスパンが開く訳でもない微妙な間のせいか、岩田さんはこの計3回の無音タイムを舞台上で待機せざるを得ない状態になる。
こんな大勢の中での無音タイム…聴いてるこっちが唾を呑むのも躊躇するくらいの静寂で精神が崩壊しそうになったのに、岩田さんはそんな大きなプレッシャーの中、たった一人で舞台に立ち続けて堂々と歌い上げてて、それが成長したまひるちゃんの姿と重なって目からキラめきが溢れ落ちた。

その後三森さんも再び舞台に登場し、二人で向き合って歌い上げる所で無事情緒が終わった。

夜の部で印象に残った所。
歌い終わった二人が小さく頷き合って、三森さんが背を向けて舞台袖に歩き出し、舞台袖に消える前に一度振り返って笑顔でまた頷き合ってから袖に消えて行くんだけど、その消えた背中を見つめる岩田さんがこう、やさし~く見守るような表情を浮かべてて…それを確認した瞬間ナイアガラの滝が決壊した。

あの岩田さんの表情を額縁に入れて玄関先に飾ろうプロジェクト、発足しました。

間違いなく金メダルでした🥇

✦ペン:力:刀 

劇場版の映像は台詞なしだったのに、「がぁう!」のとこだけ声入ってたんだけど、もしかしてあれ舞台裏で小泉さんが生がうがうしてた!?(舞台上ではまだ誰も登壇していないタイミングだった)(生がうがうって何)

あそこだけちゃんと台詞入れるとか、
オタクのツボ分かってやがるな~~ちくしょ~~~!!!

純那が覚醒してからの歌唱パート、マジでエグいくらいキー高くて笑っちゃった。
はちゃめちゃにキー高くて激ムズな曲なのに軽くCD音源超えて感情爆盛りで歌い上げる小泉萌香さん、何者だ!!??
『屑星、だ~~~~!!!』で幕張の天井裂けてたよ絶対。

それに対する佐藤さんの『殺して見せろって!!!ねぇ!!!!』も最強にメンチ切ってたし、私が大場だったらサイドテールから転げ落ちてた。
二人の歌声とオーケストラの演奏がバチバチに張り合ってて、でも決してバラバラではなく相乗効果で更に勢いが爆発してて凄まじかった…。
音圧で幕張近辺の海割れそう。(モーゼもびっくり)

この曲を生演奏でこんだけ歌いこなすお二人、ヤバすぎると思いました。(語彙力無いなった)

あとこの曲の時、「のど自慢のあいつ」かなり活躍してらっしゃった。笑
この曲で小泉萌香さんの歌唱力の化け物さを今更思い知らされた感じした。
いや上手いのは知ってたけど、想像の777倍くらい上だった的な意味で。

✦美しき人 或いは其れは 

序盤では悪魔っぽい凛々しい声で歌う相羽あいなさん、好き。
『そ~の~ 魂!』の「たましい」って歌い方がバチクソにイケボでちょっと…女にされた。(?)

夜の部で相羽さんが『英雄に試練を』の所で『ええいゆうに』って一音多く使って歌っちゃったから字余り(音余り?)になっちゃったのに惑わされず、すかさず富田さんが本来の箇所で食い気味で歌い始めて尺を元通りに戻したの、流石のフォロー力過ぎて…マジ主席だった。(あと『何もかも全て 全て』の所も二人で歌うところを相羽さん歌い忘れてて富田さんがそれを伝えるかのようにねっとりと歌い上げてたのもちょっと笑ってしまった)

誇りと驕りアレンジになる前の、「ジャン!ジャン!ジャン!」の所。
富田さん捌けてたのにわざわざその振りをするために出てきて、終わったらまた静かに去っていくのクソカッコよかったけど、思い返してみるとちょっとシュールでジワジワ来る。(昼の部ではジャンジャンジャン!の勢い余って衣装の一部を落としたのか、それを相羽さんがスッと拾って捌けて行った所作がスマートでクロちゃんみを感じた。(2/11相羽さんのOPENREC配信内で、「落ちたのはイヤモニとかではなくイヤリングだった」と話されていた。)

あと最後捌けて行く時、それまではそれぞれ別の方向に捌けて行ってたのに最後だけ一緒に捌けて行くの、何!?!?
真矢クロは共に落ちていく炎ってわけ!!??

夜の部で、『ああ あなたは』の所で最後伸ばし終わった後に、富田さんの息を呑むような「っ…」みたいなブレスの音が入ってたんだけど、それが『西條クロディーヌ…貴女は美しい』っていう台詞を言ってるみたいに聞こえて、オタクの命は燃え尽きました。

✦スーパースタァスペクタクル 

ついに来ました、ラストのレヴュー曲。
出だしの『お願いよ 華恋』『華恋…』の歌い方、ほんと天才過ぎる。
あんな絶妙なニュアンスで華恋って言えるの三森すずこさん以外、おる?????????
生でもあのニュアンスで言えるのヤバすぎるでしょ…マジ人間国宝歌がうますぎる…。(n回目)

夜の部の小山さんの『ホシクバ ホシツメ』の部分、電子音で打ち込んでるのかと思うくらいのキーの高さと安定した声量で耳を劈いてきて、全身にブワワッ!って鳥肌立った。凄かった。(語彙力)

華恋が再生産してT華恋から出てくるシーンの照明の再現度が高くてヤバかった!照明の動きまで映像と一致しててマジ4DXだった。いやもうそれ以上。

何より三森さんと小山さんのハモリがヤバい。ラップバトルでもしてんのかってくらいお互い歌声でバチバチにやり合ってて、それに対抗するように生演奏の圧も大迫力で襲ってくるし、音だけでレヴューバトルしてたよ…。
スタァライト スタァライトでお互い向き合って歌うのエモすぎる…。
ここの声の重なり方、鳥肌立った…!

華恋とひかりの口上シーンの照明の動きもバッチリ再現されてて、ステージ上の全てが綺麗で眩しくて切ないよ…って華恋の気持ちをリアルに味わった。
口上終わった後の、天井から真っすぐ床に向かって伸びてる照明の並びもちゃんと再現されててすごく好きだった。
全体通して照明の演出めちゃめちゃ良かったけど、この曲の照明の演出は特に神がかってた。最高。

「私も、ひかりに負けたくない」って台詞が幻聴で聴こえてきてそこからの演奏の盛り上がりと東京タワーが吹っ飛んでいく映像で条件反射で涙が出た。ここだけは、台詞も聴きたかったな…まぁそんなことされた暁にはマスクの中が涙の東京湾になって終わるから命拾いしたけど。
二人のハモリの美しさがもう…感情……ここがポジションゼロ…。

昼の部では観客があまりのキラめきに目を焼かれたのか、拍手することすら忘れて世界で一番空っぽになっちゃってたのが何か…良かったです。(私も脳みそ無いなった)

✦私たちはもう舞台の上 

キャストが全員登壇して、最後はもちろんこの曲。
リズムに合わせて手を叩くの、楽しすぎる~~~!!!
楽しい、楽しいねぇ…。
夜の部はこの辺からもう帰りたくなくて終わって欲しくなくて泣きながら手を叩いてた。

オーケストラの演奏も合わさって更に音圧が増幅しててめちゃめちゃ耳が気持ちいい。
いや改めてこの曲歌うの難しすぎるでしょ…それを笑顔で歌いこなしてる九九組、ほんと同じ人間ですか???

大サビに入る瞬間の舞台少女達、カッコイイ。溜めてから一気に放出する感じの、アレ。(伝われ)

最後のかれひかパート、声の圧がヤバい。
もうヤバいとかエグいとかしか言えない。この曲は全部が素晴らしすぎる…。
音楽がメインだから踊りとか殺陣は無しで~ってコンセプトだって言ってたのに、自然とちょっと振りを踊ったり体が動いちゃってる九九組、マジ愛おしい。

あと後半後ろの映像がエンドロールになって今回の出演者とかテロップで流れて、なんか大団円感が凄くて泣いた。「応援してくれる舞台創造科の皆様!」って最後に入れてくれるスタァライト……あーあ、泣いちゃった…。

✽キャスト挨拶✽ 

昼の部では、伊藤さんが「実は…輝ちゃんを連れてきました!」と言いながら後ろを向くと衣装の腰の所に生田さんのブロマイド挟んでて笑った。
それ挟んだまま『Hey!』とかやってたのかって思ったらシュールで面白い。
オーケストラの人からは丸見えだったってことだからそれを想像したら更にジワジワ来る。笑
夜の部では「実はみんな輝ちゃんの缶バッジを付けてます!」って缶バッジを手に持って見せてて、終始生田さんへの愛に溢れていた伊藤さん。「双葉を感じながら歌いました」って言ってた通り、本当に隣に双葉が見えたし、二人の絆が感じられて良かったです。
でもやっぱり伊藤さんも「次こそは絶対に二人で一緒に歌いたい!って夢が出来ました」って言ってた通り、お二人での『わがままハイウェイ』、ほんといつか聴きたいですね~。

昼の部で岩田さんが、「オリンピックが開催されましたね!それに負けないくらいここでもオリンピックが開催してます!金メダル獲れるように夜の部も頑張ります!」って言ってたのが可愛かった。(可愛い)
夜の部では、「ここにいるみんなが、金メダルです!」って言ってたけどそんな岩田陽葵さんが金メダルだよ!!!

それに対応して富田さんが、「夜の部のオリンピックでは一体誰が出るんですかね?まだ何があるか分かりませんからね、ええ。」『恋の魔球』『一等星のプロキオンに引き続き、またしても可愛い曲担当のまひるの座を狙おうとしてて笑った。笑

あとは小泉さんが昼の部の挨拶をいい感じにまとめたのに、またしてもイヤモニから「ばなないすって言って、ばなないすって」というボスの指示が飛んできたらしく、めちゃくちゃ半笑いしながら「ば、ばなないす…笑」って言ったのがめっちゃ面白かった。

小山さんが「キラめきを浴びて明日からも頑張るぞ!って気持ちになることを、"キラめきデトックス"って言います。使ってください!笑」って言ってたのでじゃんじゃん使っていこうと思う。
声に出して言いたい日本語大賞、「キラめきデトックス

✦星のダイアローグ 

最後にもう一曲いいですか?ということで最後はこの曲。アニメのOP曲で〆るのエモいな…。
久しぶりにこの曲を生で聴けたことで魂がキラめきデトックスされましたわ…。(覚えたての言葉使いたがり)

『あの頃には戻れない 何も知らなかった日々 胸を刺す衝撃を浴びてしまったから』

行き着く先は結局これに尽きるんだなぁ…もうキラめきを浴びなければ死んでしまう体にされてしまった。
あと生田さんの缶バッジを顔の横に掲げながら歌う座長の姿に泣いた。
最後の決めポーズもしっかりやってくれて、そのポーズに懐かしさすら覚えて、「あ~やっと再会できたんだなぁ」と感極まってしまった。

✽まとめ✽ 

スタァライト、最高!!!!!!!!!

ってことを改めて感じた日になりました。
そして佐藤さんも言っていたけれど、やっぱり「誰一人欠けちゃいけない」んだなってことを強く思った日でもありました。
それは演者さんだけじゃなく観客の私たちもだよって言ってくれた言葉が胸に残りました。
9人でスタァライト九九組だし、今回でいえばオーケストラの皆さんもいなければこんな素敵なコンサートは出来なかったし、観客がいなければこの贅沢な空間も成り立たなくなってしまうんだなぁ。

「皆さん難しい情勢の中、ここに来るという決断をして下さって、対策もしっかり行ってくださって本当にありがとうございます」
「断念してしまってここに来れなかった方もいらっしゃると思います。その人達にも"最高だったよ!"ってどうか伝えてあげてください」

ってキャストさんが口々に感謝を述べてくださってたくさん気を配ってくれたことは絶対に忘れないし、これからも健康には気を付けてこんな情勢にも負けないようにしっかりキラめきデトックスして生きて行こうと思えました。
来年には舞台も決まったし、それを糧にして日々進化していこうと思ったキリンなのでした。

スタァライト、されちゃいました!


以上、感情のまま綴った劇場体験記でした。
余談ですが、家を出る直前にお腹の調子が悪くなったのですが、スタァライト浴びたら何か治ってました。キラめきデトックスの効果すげぇ。

ではここまで読んでくださった方、本当にありがとうございました!
また次の舞台でお会いしましょう🍅🦒


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おまけ。
三森さんの拍手の話。(Twitterより引用)


μ's(ラブライブ!)のファンミは2015年に行われてた全国各地を回るイベントで、私も各地8公演駆け巡った思い出深いイベント。
この拍手ネタは他のキャストさんも使ってたけど一番気に入ってたのが三森さんだった気がする。あれもう6年以上前なのか……え、ヤバ。

このツイートは昼の部でのトークパートの時に、コーナーとコーナーの区切りで微妙な間が開いて、観客が拍手を入れようかどうか一瞬迷った結果、スタンド席の方からパラパラと拍手が起こった時の出来事。

その際、小山さんが三森さんに「今の拍手、何度くらいですか?」「ん~、今のはまだ30°くらいかな?全然まだ手浸けられるくらい!」とネタを振った時のことを振り返って思った話でした。

最近ではこの拍手ネタをおもに小山さんや佐藤さんが「今のは、天ぷら油だと何度くらいですか?」とか「いつもみもさん拍手の音を油の温度で喩えてくれるから~」的なことを三森さんに振ってくれるのが、何だか受け継がれてる(?)感があって個人的にとても好きなやり取りなんだよな~としみじみ思うオタクなのでした。おしまい。