勝利の女神様のあしあと

「人生は舞台」、私たちは次の舞台へ。

『劇場版 少女☆歌劇レヴュースタァライト』マサラ上映(10/28)に行った話。

10/28に上映された、『劇場版 少女☆歌劇レヴュースタァライト』(通称:劇ス)のマサラ上映に行ってきました!
前回8月に行われたマサラ上映に参加して、その楽しさの虜になった私は「次回も絶対に参加したい!」とこの日を楽しみにしていました。

<前回の記事>


マサラ上映とは、応援上映を更にハチャメチャにしたものです。(言い方合ってるか?)
声援やブレードを振る他、自分たちで用意した紙吹雪を撒いたり、鳴り物や楽器を鳴らしたりとお祭りスタイルの上映形式になっています。

今回は、10/22・10/28の2回に渡って都内で開催されました。
10/22の回は前回記事にした通り、三森さんのライブに参加していたので行けず…10/28回にて2回目のマサラ上映を体験することに。
前回の反省を生かして、紙吹雪を早めに準備しておこう…と思っていたのに日々の忙しさが勝ち、「当日でいっかぁ」という慢心が出てしまったのでした。

《マサラ上映 ~プレパレイション~》

当日、一緒に参加する友人と少し早めに合流し、カフェへ移動。
ドリンクをテーブルに置くや否や、早速お花紙を用意する私達。
Twitter(X)で見かけた、紙吹雪を収納するのに便利だと噂の3Coinsの収納ケースも事前に購入しておいたのでそれも広げて、準備万端。
ちなみにズボラな私と違い、友人の方はもう既に紙吹雪を準備していました。えらすぎる。

私も早速紙吹雪をハサミで適当に(本当に適当。ズボラさが出てる)切りまくる。
しかし私が用意したお花紙が、カラーバリエーションは豊富なんだけど一色の辺りの枚数が少ない物だったらしく、めちゃくちゃ少量の色とりどりの紙吹雪が出来上がりました。笑
うん、やはり当日に舞台プレパレイション(準備)するのは良くないですね!

さて、とにもかくにも無事に準備を済ませていよいよ会場へと向かうのでした。

【今回の準備物】
・紙吹雪
・クラッカー10発(劇場で購入した公式認定品)
カスタネット
・ブレード
・金メダル

前回に懲りず、コイツまた金メダル持ってやがるぜ…。
そして今回は何と言っても運営さんから許可されたクラッカーが使用可能!
前回のマサラ上映では使えなかった装置なので、これがどんな効果をもたらすのか楽しみにしていました。
ブレードは正直前回あんまり使わなかったのですが、手元を照らすライトとして便利だと分かったので持って行きました。(暗がりだと紙吹雪の色が分からなくなるので…)
連れの友人は別の友人から借りた上掛けを持ってきていて目立ってました。笑

《上映前から盛り上がる劇場》

会場は前回と同じ池袋ホールミクサ。

会場入り口の看板。

この日は池袋ハロウィンなるイベントもやっていたので普段にも増して人通りが多かったです。
でもこの看板の通り、こっちも池ハロには負けてないぜ!

劇場に入ると壇上にはポジション・ゼロとトマトが置いてありました。
それだけでもテンションが爆上がり!

今回は前回の様子を見て、通路側の席を取りました。

今回用意した物。


私が机の上に準備した物を並べて写真を撮っていると、隣の男性から
「それ何か3rdライブ(の『Fancy you』の赤青に分かれた会場)みたいでいいですね」
と声をかけて頂いてすごく嬉しかったです!
この出会いがまさか後々に繋がるとはこの時はまだ知る由もなかったのでした…。

上映前にスタッフさんからの前説注意事項が告げられたんですが、その最中からクラッカー鳴らすわ(10発しかないのに!)紙吹雪は舞うわの大盛り上がり。笑
スタッフさんも「まだ始まってないですよ!?貴重なクラッカーを…(笑)」と戸惑っていて笑いが起こっていました。

え、まだ始まってないよね?
…いや開演したのだ、いま!!

思えばこの前説での盛り上がりがあったから、上映中も緊張することなく楽しめる空気が出来たのかなーと思います。
マサラ上映の盛り上がり具合って最初の雰囲気づくりが大事な気がします。

《マサラ上映、開幕》

今回もトマトが弾けた瞬間から紙吹雪、そしてクラッカーが飛び散る!
「間に合わないいいいい!」と走るキリンを「がんばれー!」と応援する声出しは最早定石。

私も前回に引き続き、装備は少な目なので発声の方で色々と参加させてもらいました。
といっても何かその場で思った感想とか、他の方の声出しへのツッコミとかが多かったかも。笑
あと、前回マサラのプロに教わった、”綺麗に紙吹雪を撒くコツ”を実践してみました!
あんまり上手くいかないことの方が多かったですが、前回よりは綺麗に撒けたような気がします。

今回はカスタネットが大活躍してました!
前回の時には起きなかった、「キャラクターが歩く度にカスタネットで足音を表現する」というルールが制定されました。笑
それによって舞台装置による大行進になってました。
どんだけ人数おんねん!って何回かツッコミ入れた気がします。笑

あとやっぱりクラッカー楽しい!
トマトが弾ける時とか、競演のレヴューで鉄砲鳴らす時とか、色んな所で使えました。10発じゃ足りなくて(あと途中何個か床に落とした)弾不足に陥りましたが…もっと鳴らせたら楽しそう。(これは会場の問題だと思うので仕方ないですが)

途中、真矢クロのレヴューの時に「ピヨピヨピヨ…」っていうめちゃ本格的な(?)小鳥のさえずりが聞こえて笑いました。あれすごく良かったです。笑

異形紙吹雪もたくさん舞ってましたね!
明朝体の「星」を模った紙吹雪やスズダルキャットの紙吹雪、額縁の紙吹雪、T型の紙吹雪…。
皆さんそれぞれに拘って作っていてめちゃくちゃ綺麗でした!

✦個人的な反省点

・圧倒的な準備不足
 紙吹雪の量が全然足りなかった。綺麗に撒くにはそれなりの量が必要だなと痛感しました…次回あればもっと事前に準備を進めてから臨むべし。

・紙吹雪の区別がつかない
 暗がりだと紙吹雪の色が何色なのかマジで判別できなくて困りました。紙吹雪を収納する時に覚えやすい配置や分かりやすくする工夫が必要だなと思いました。
あと他の席から降ってきた紙吹雪とかも次々に落ちてくるので自分の紙吹雪と混ざってしまって探すのが大変でした。使わない時は蓋を閉めておく等混ざらないようにしないといけないな、と思いました。

・クラッカーの管理
 何個かクラッカーを落としてしまい、上映中だともう床は紙吹雪で一面覆われているので拾うことは困難でした。クラッカーを使うなら使用前と使用後のゴミを収納する入れ物を用意しておくべきかなと思いました。

・発声は場所を弁える
 上映中に自分が何と言ったかもうあまり覚えてないんですが、明らかにウケ狙いの発声とかは結構滑ってる印象を受けたので、自分もそういう発言には気を付けないといけないなと思いました。作品の空気を壊さず、楽しめる声出しを心掛けたいですね。

個人的には今回も、「競演のレヴュー」で隣の友人に金メダルを掛けるというミッションを達成できたので、満足です。笑

《マサラ上映、終幕》

上映後は恒例のお片付けタイムです。
自分たちで撒いた紙吹雪をみんなで協力して綺麗にしていきます。これもマサラ上映の嗜みの一つ。
改めて見渡すと、

ものすっごい紙吹雪の量。

Before

After(上掛けは連れの友人が投げたもの)


前回と比べて明らかに紙吹雪の量が増えてました。

床がふかふかの雪みたいに覆われてましたもん。
なので片付けも前回よりは結構手間取りました。
片付け用に軍手を持って来ようと思っていたのに忘れました…軍手はあるといいかも。
あと紙吹雪に混ざって私のように落ちたクラッカーもあり、未使用のクラッカーを片付けるためにあちこちで「パァン!」とクラッカーを鳴らす音が聞こえてました。
そしてクラッカーが鳴る度に「フウウウウ!」と歓声を上げる舞台創造科たち。
片付けまで楽しい。笑

粗方掃除し終わり、自分の荷物の整理をしようと取り掛かるも、スリコの収納ケースが上手く畳めず…苦戦していると近くにいたお姉さんが畳むのを手伝ってくださいました。ほっこり。
そのお姉さんからまさかの
「金メダル掛けてらっしゃいましたよね?金メダルの方だったんですね!」
と声を掛けられまして。
「み、見られてる!?」
と終盤の愛城華恋のような気持ちを味わいました。
しかも前回ブログに書いた金メダル掛けたっていうことをどうやら知ってくださっている様子…。気になりましたが、その場でお名前とかを聞く勇気はなく…。
この出会いがまさか後々に繋がるとはこの時はまだ知r(略

《全体的な感想》

今回は、都内での開催もこれで3度目ということでかなりマサラ慣れした舞台創造科たちが増えたな、と感じました。
演出のバリエーションも増えていて、「自分たちはこの舞台を演出する、舞台装置なのだ」という意識高めのよく訓練された舞台創造科が多かったです。(このような訓練された舞台創造科を勝手にマサラ戦士と呼んでいる。)

そして上映後に、Twitter(X)でマサラ上映の伝道師と呼ばれるフォロワーさんが感想スペースを配信していたので、コメントなどでお邪魔しに行きました。
そこで何と
先程のスリコのケースを畳んでくれたお姉さんがフォロワーさんだったということが判明!
まさかまた巡り会えるなんて…と感激。
更にマサラに参加した方の呟きを色々と巡っていたら、なんと隣の席にいらした男性の方も発見!嬉しくなってすぐさまフォローを送りました。笑

そんな感じでマサラに参加した舞台創造科さん達と沢山繋がることができ、Twitter(X)のフォロワーさんが一気に潤いました。笑
これは前回ではなかったことなので、とても嬉しかったです。
マサラ上映という舞台を一緒に創りあげた仲間という新たな絆が芽生えたような気がしました。

そしてこのマサラ戦士たちとの絆が、11月のスタァライトバンドライブで華開くことになるとはこの時はまだ誰も想像していなかったのでした──。

(続劇?)